はじめに
子育てにはいろんな考えをお持ちの人が多いです。子供を放置しすぎてはいけないという考えもあれば子供を厳しく育てすぎるはいけないという考えもあります。
乱暴な言い方をすると保育園に通う子のように親が仕事を忙しくしすぎて子供の事を気づいてあげれないのはいけないし、幼稚園に通う子のように親が子供との距離を詰めすぎて過保護に育ててはいけない。難しい事ですが親子関係は適度な距離感が大事だと考えています。
自分の生い立ち
さて私はあまり良い家庭環境で育たなかったため、いつも少年犯罪を犯す子供たちの生い立ちが気になってしょうがないです。

誤解のないように言っておきますが私自身は外から見れば普通の両親に育てられました。
親がマイホームを建てたエリアに住んでいた子たちは冷たくて嫉妬深い子が多くて大っ嫌いでしたが、特に荒れてはいないエリアだったので自分はヤンキーにも不登校にもならずに済みました。

そして努力もしてきたので犯罪者にはならずに済みました。
自分は真面目でおとなしいタイプだったからそうだけど一歩間違えればいつあっち側に行ってもおかしくなかったぞとふと思う事があるのです。
受験生たちの凶行
今年の1月に起きた東大前刺傷事件。共通テストの試験日に高2の犯人が「勉強がうまく行かないので死のうと思った」という身勝手な理由で2人の受験生を刺しました。

犯人は愛知の偏差値73の名門校に通っていたとも言われます。
古い話だと1980年の神奈川金属バット殺人事件が有名なようです。2浪した予備校生が父のクレジットカードを使用された事を注意され深夜に金属バットで両親を撲殺しました。
↓もし時代が違えばほんと犯人にはこの動画を見せてあげたかったです。

2018年には娘に医学部受験を強要し続けた母親が娘に刺されました。母親のスパルタ教育が原因です。
諦めて看護学科に入学させますが、入学させてからも娘の進路の事で口出しします。20歳超えても携帯電話禁止というのもあり得ないですよね。
9浪で医学部受験失敗…31歳女性が母親をメッタ刺しの特殊事情
酒鬼薔薇くんの母だって下記の本で専業主婦でどこの家庭にもありえそうな光景が表現されています。ただ酒鬼薔薇くんには長男だったので厳しく育てたようです。
さいごに
こうしてみると受験がらみの少年犯罪は通っている進学校のほぼ全員が東大を目指す、親が子供との距離感を間違えてあれこれ子供の人生に口出しして子供が追い詰められた結果親を殺してしまうなどの特殊な環境が要因のようです。
高卒でいいやと人生投げている子よりもしっかり管理されすぎている環境の子の方が爆発して後で取り返しの付かないことになっていると思うのは私だけでしょうか。
親は口に出す必要はないけど、上手くいかない場合は別の道もあるとそれとなく示してあげる事も時に必要だとつい思ってしまいます。



