今日のお話は上の子が通っていた幼児教室の話です。世の中には多くの教室があり、良い教室に良い先生がいる教室もあると思いますが今日はそういう話ではないので不快になると思った方はブラウザで戻るボタンを押してくださいね。
はじめに
上の子の幼稚園受験の数か月前。家庭では一生懸命できる事をやっていたし幼稚園受験に関する情報収集をしていました。それだけで十分でしたが幼児教室にも見学に行って話を聞いてみたくなっていくつか体験教室にでかけたのでした。
その中の教室で子供が興味を持った教室があったので教室に通わせる予定はありませんでしたが楽しく通えそうだと思い幼稚園受験の数か月限定で幼児教室に通う事にしました。
今日は4回目の話です。
幼児教室に騙された話(1)~(3)まではA先生の話をしたのでクラスの子たちの様子を話したいと思います。
同じクラスの子たちの様子
うちの子も含む3人クラスでした。
Aちゃん
赤ちゃんの頃からこの教室に通っている家庭。
Aちゃんは◆コミュニケーション能力が低い子供に育つ家庭の法則◆の記事にも登場した子です。Aちゃんの家庭はお友達との関わりよりもお勉強を重視する家庭です。
Aちゃんは赤ちゃんの時から教室に通っているだけあってA先生から言われたことを早く正確にできています。
特にカードの絵を暗記して覚える記憶の問題に強い。
そんな天才に見えるAちゃんですがおや?と思う事がいくつかあったのです。
確かに赤ちゃんの時から早期教育していて人より早くやっているのだからできて当たり前。だけど教室から与えられた問題を解く以外の事はまるでできないことに気づいてしまったのです。
たとえば数字を数える事。Aちゃんはまだ1から10まで言えませんでした。
たとえばみんなで楽しくお歌を歌う事。家で童謡を聴かせたり親子で歌ったりしていないのかな?
我が家の教育方針はのびのび子育てすること。なので空き時間に絵本の読み聞かせや童謡を聴かせるだけでそこまで教育教育って感じではないです。
だけど上の子は当時100まで数えられて数字の概念は理解している。そして教室では楽しそうにお歌も歌える。
Aちゃんの家庭は幼児教室に通わせるだけで安心してしまって家庭では何もしていないようにしか見えませんでした。
遊ぶ時間を削って赤ちゃんの頃から週1で時間を作って送迎して教室で勉強してもこの結果?
Aちゃんの将来を思うと何だか悲しい気持ちになります。
A先生の対応にも相当頭にきていましたが、Aちゃんの様子を見て我が家にとって幼児教室は明らかにオーバースペックだと感じました。
これは小学校に上がってからの勉強にも関連する事だと感じます。
小学校の授業だけをあてにしていて家庭では何もしていなかったらすぐに落ちこぼれると思います。
小学校でわからない事があったらその都度先生に休み時間に質問できる子ならいいけどそうでなければ厳しいよね。だからこそ家庭学習が重要なのです。
ちなみに記憶の問題は幼稚園前にはやっていなかったけど今ではスラスラ解けるようになりましたよ。そして使う時までに覚えれば一番効率が良く子供たちの遊ぶ時間も確保できる。
だから「うちの子天才!」って考えている親のトイトレの話のように別に人より早くできなくても後から必ず追いつくんですよ。他にもそう感じる根拠があるので◆幼児教室に騙された話(6)◆完にてお話します。
上の子は早期教育なんてしなくても自然体でOKだと思いました。
Bくん
ほぼ同時に入会した同期。Bくんのママが絵本の読み聞かせの方法を質問していてずっこけそうになりました。幼児教室に通う前に家庭で絵本の読み聞かせした方が良くないかい?
でもまあ、はじめの一歩を踏み出すために短期で教室に通うのはいいかもしれないですね。
さいごに
幼児教室に入会する前は通う家庭は教育熱心で何事も全力投球なイメージだったけどそうではなかったみたい。
今では幼児ポピーが我が家が愛用している教材です。◆幼児教室に騙された話(5)◆に続きます。