先取り学習とは?
先取り学習とは学校の授業を先取りして学習することを指します。
次の授業で習う内容を勉強する予習とは違い、先取り学習は半年~1年以上先の授業で習う内容を勉強します。
先取り学習のメリット
学校の授業は集団授業のため子供1人1人の学習の理解度に合わせて進むことがありません。
だからちょっとでも授業でつまづくと置いていかれて勉強嫌いの原因になりやすいです。
先取り学習は子供のペースで前もって授業内容に目を通せるため、子供の得意分野と苦手分野を把握して落ち着いて授業の準備をする事ができます。
先取り学習のデメリット
良い事ばかりの先取り学習のようですがデメリットを知らないと今後失敗する事もあるかもしれません。
先取り学習のデメリットでよく言われるのが「授業を聞かなくなる」「自分の能力を過信してしまう」「学校で間違えるのを恐れてしまう」などが挙げられます。
授業内容を知っていれば内容の繰り返しになるので授業を聞かなくなる可能性もあります。
また先取りして授業内容を知っているだけなのに子供自身が優れていると勘違いしてしまう可能性もあります。勘違いすると家庭学習の習慣を身に付けるのが難しかったりクラスのお友達のことを下にみてしまうケースもあります。
そして先取り学習をして先生やクラスのお友達から勉強ができる子という評価をもらうと周囲からできない人と思われたくない・間違えるのは恥ずかしいことと感じやすくなり失敗を恐れて挑戦しない子に育つ可能性もあります。
とはいえ学習習慣が身に付き、家庭で詰め込み型の学習をしなければ自分で考える力が身に付くのは先取り学習の大きなメリットです。
さて、上の子は先取り学習をすべきなのか?
先取り学習はした方が良いのか?上の子のタイプがわかった
ある日上の子にはじめてのうちゅうずかんを読み聞かせしました。
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すると上の子は「こんなの幼稚園で読んだから知っている。一回聞けばわかる」と言われ、こういう内容でしょ?と図鑑の内容の説明を受けました。
なんかあんまり先取り学習をやりすぎると危険な匂いがするぞ。
授業態度は学校の成績にも関わるのでその面だけは子供によく言って聞かせるようにしようと思ったのでした。

結論
上の子は1回で覚えるから予習程度で授業をつまづかない可能性があるけど、本人のレベルにあった学習もさせたいので多少の先取り学習は続ける。