親の学歴と経済力が子育てに与える影響

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はじめに

子供の体験といえば習い事や家族旅行などの印象が強いですね。

我が家では上記にプラスしてお友達との関わりを最重要視しているので週末はいろんな場所に行き、その近くの公園にも立ち寄るようにしています。

文科省は来年度に受けた教育や家庭環境も含め、将来どんな影響があるのか大規模調査をするようです。

文科省の方たちが大規模調査をしなくても私の中ではもう答えは出ています。

今日は後半でTBS NEWS DIGの「体験格差」に関する記事を紹介します。

親が子供にできること

親の年収や学歴は関係なく、子供に何をしてあげられるかだけ。私の身の周りを見て気づいた事です。

親に経済的余裕や賢さがあった方が子育てに有利に働く事もあるという事だけですね。

親に経済的余裕がある事のデメリット、親が高学歴である事のデメリットもあるからそれに気づいて家庭の教育に活かせるかどうかは見落としがちだけど考えるべきだと感じることもあります。

親に経済的余裕がある事のデメリット

子供に貧しい体験をさせてあげられないので本当に困っている人の気持ちが見えづらい。
家にいるだけで旅行で高級ホテルに宿泊したかのように何でも出てくるので自分で稼ごうという感覚が育ちにくい。

誰かに何かしてもらって当たり前。

京都タリウム殺人の容疑者も恵まれた家庭環境で育ったはず。
なのに叔母が亡くなってから叔母の不動産の一部がいつの間にか容疑者のものになっていたのですって。おそろしや・・・

一体どう育てたらそんなふうに育つのかな?
この容疑者の生い立ちが気になります。

親が高学歴である事のデメリット

親自身が学生時代に勉強ができたので自分とは違う立場の人の事があまり理解できない。
子供が自分と違って出来が悪い場合、そこで教育につまづく家庭もある。

今までの人生が順調そのものだったのでそこで生まれて初めての挫折を経験。

つい恵まれている家庭をみてそうでない家庭の親は萎縮してしまいがちだけど、親一人一人の経験はそれぞれ違う。

だからその家庭その家庭でできる事をすれば良いと思う。

貧困が生む、子どもの「体験格差」への無理解

貧困によって、限られた体験しかできなかった当事者に話を聞くと、「体験の有無は、子どもの将来に大きな影響をもたらす」という現実が見えてきました。

「どうしようもなく悔しくて…」体験をあきらめ続けた子ども時代

子どもの教育格差の解消に取り組む、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンの調査によると、子どもたちが接する“体験”には、家庭の経済状況に応じて、格差が存在していて、世帯年収300万円未満の家庭にいる子どもの“3人に1人が、学校以外での体験が何もない”と回答したといいます。

親には旅行には連れて行ってもらったことあるけど、学校以外の体験はほとんどさせてもらえなかったな。

習い事はやらされたけど、自分でやりたいものではなかったからかけた時間とお金が全て無駄になりました。

だから親の年収に関係なく体験格差はあると思います。

そんな貧困家庭の当事者で、いじめや不登校を経験しながらも、独学で大学に進学し、現在はライターとして活動するヒオカさん(27)は、「子どもの体験格差は将来に大きな影響をもたらす」と、自らの経験を発信し続けています。

体験格差で子供時代に家庭で何も体験できなくていじめや不登校になっても努力して大学を卒業し、ライターとして発信できるのはある意味成功ですよね。本まで出版できているし。

制限される子供時代をバネにして頑張れたのだからそれは結果的に良かったですよね。

ヒオカさん
「本であったり、ゲームであったり、周りの友達がふつうに持ってるものが、私の家には全くなかった。長期休みに、友達は、家族と遠出するが、私の家では、そういったものは全くない。みんなが、習い事だったり、スイミングスクールだったり、ピアノ教室だったり、通信教育だったりに通う中で、自分は何一つやらせてもらえない。

その理由が、どう考えても自分の家の経済状況だというのは、なんとなく悟っていて、それはどうしようもないと、どこかであきらめた。

小さい子がずっと、あきらめろ、あきらめろ、あきらめろって…あきらめるしかないっていうことを、積み重ねて、積み重ねていくと、人生に希望を持てなくなる。生きる意欲が減少してしまう。自分から何かをつかもう、みたいな思いがなくなってしまう。

いつ崩れるか分からない綱渡りの生活の中で、毎日が必死なときって、生きている意味が分からない。生きていても、しんどいだけだった。

あきらめてはいるのだけれど、でも、どこかで、ずっと悔しくて、どうしようもなく悔しくて…」

体験の貧困がもたらす「“周りを頼っちゃいけない”という壁」
周りの友達が、当たり前にできていた体験が、まったく欠けていた子ども時代。それは、人間関係の貧困をもたらしたといいます。そのことは、人生の選択肢を狭めたと、ヒオカさんは感じています。

体験の貧困を私もして同じ事を感じていました。でも子供たちにはそうならないように人との関わりを大事にするよう育てていてそれが今のところ成功しています。

ヒオカさん
「私の周りには、本当に信頼できる大人、気にかけてくれる大人、心配してくれる大人がいなかった。家庭の中で、親が大変な状況だと、話し相手がそもそもいない。偏った価値観を親に押し付けられ、進路も、本当は違う道があったのに、反対された。

相談できて、気にかけてくれる大人がいないと、“自分は大変な状況にいる”ということに、気づくことすらできない。そもそも助けを求めていい状態なのか、自分の状況を客観視できない。

自分の大変な状態を、自覚できるかどうか。自覚できたとしても、助けを求めていいのかどうか。助けを求めようにも、支援情報をキャッチできるかどうか。支援とつながったとしても、うまくコミュニケーションできるかどうか…

私も子供時代に本当に信頼できる大人、気にかけてくれる大人は周囲に皆無でした。
だから今はネットもあるので調べれば本当にいろんな支援を受けれる時代なので子供たちが孤立する心配がないのは良いですね。

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