はじめに
人というのは持っている経験により、どう人生を捉えるかが異なります。
以前叔父から言われた一言にガッカリした事があったのですが
人生経験が進むにつれ叔父が本当は何を言いたかったのかがわかるようになりました。
言われた当時はなんてひといことを言う叔父だと思っていました。
だけど今にして思えば、恵まれている人間に惑わされず腐らずに努力していれば敗者復活戦で勝つ事もでき楽しい人生を歩めるよと言いたかったのかもしれません。
さて今日は「亡き祖父の言葉から考えさせられた人生」について紹介します。上記の叔父の実の父の話です。
亡き祖父の言葉から考えさせられた人生
母方の祖父は能天気な事を言う人でした。
「○○(地名)のおじいちゃん(父方の祖父)はいいね。
戦争に行ったから国からお給料いっぱいもらえたでしょ。
自分は体が弱かったから戦争に行けなかった。
だから全然お金がもらえなかったよ」
そう言うのです。
確かに戦争に行けばいっぱい国からお給料をもらえるけど命がけですよね。
自分の動きが悪かったり、いる位置が悪ければ命を落とす事もある。
果たして手元にいっぱいお金があるのがいい事なのか。
もし今の日本が戦争になったら令和の若者は母方の祖父のように多少お金がもらえなくても戦争に行かない・参加しない事が勝ち組だと思う人が大多数でしょう。
私もそっち側の考えです。
コロナの感染が広がる時期もさも他国の味方のふりをしながらどこかとどこかの国が喧嘩をするように仕向ける国がありました。
私たちはそういう人間には目を光らせた方が良いでしょう。
人生は塞翁が馬
さて父方の祖父はお国のために働き、見事生還して日本に帰って来たので国から報酬をもらえました。
老後は豊かに暮らせる?
戦争に行かないよりは豊かに暮らせたかもしれません。そして日本には平和が訪れました。
だけど父方の祖父は母方の祖父よりも10年早く亡くなりました。戦争が原因かははっきりわからないし元々の寿命もあるかもしれません。
両者とももうこの世にはいないんだけど母方の祖父の言った事からいろいろと考えさせられたわ。
現代風に父方の祖父の人生を訳すと、長時間労働で人より多く稼いでも健康でいられなければ一生お金に操られる人生になって自分が生きたいように生きられない。
だから私は何を最優先に考えこれから何をすれば良いのかを考えたい。
あんまりお金の為に長時間働くと子供の発達や家事に影響が出るよ。そして年齢的に無理して働くと健康に影響が出る時期に差し掛かりました。
社会との関わりも大事なので短時間だけ働くしお金は生活に必要なので働くけど、子育てもあるのであまり長時間は働かなくていいかな。そんな事を思うのでした。