はじめに
幼稚園から登園拒否はあるけどまだ珍しいこと。一体どう育てたら不登校になってしまうのでしょうか。
親の育て方によって勉強が好きになる子とそうでない子に分かれます。これらは子供本人のやる気を育てられたかそうでないかの問題。
不登校になる子とそうでない子もそういう場合もあるでしょう。もちろん社会に適応しづらい子である場合はその子にあった環境の選んであげる事も大事かもしれません。
私が子供の頃も学年に何人か不登校の子はいました。
不登校をやめて突然陽キャグループに属した子もいましたが、容姿もアイドル並みにかわいい子だったので人気者になれる要素は元々ありました。そういった例は稀でしょう。
不登校問題。幼稚園の懇談会で腹落ちしたこと
年度末の幼稚園の懇談会。先生や友達にも感謝をし、クラスのママたちから家庭の考えや子供たちの成長を聞ける場。
いろんな家庭の様子を知る事ができておもしろい場だと気づきました。その中から不登校になる家庭のヒントが見えてきました。
上の子の幼稚園はクラスがいくつかに分かれているので学年全員の子と同じクラスになる事はできません。
だけど年少から一緒のクラスの子は「あっ、この子は年少の頃からだいぶ成長したな」と変化に気づける子が何人かいました。
問題児だったAくん
たとえば問題児のAくんは年少の頃と比べると落ち着いてきました。
そしてAくんのママも年少の頃は全くできなかった事も年中になったら何とかかたちになったと喜んでいました。
その件は見てきているので納得しました。
年少の頃Aくんは全然指示通りにできなかったけど、自分でオリジナルを考えていてある意味天才だと思っていました。
メソメソ甘えん坊だったBちゃん
年少の頃幼稚園のお手伝いに行ったときに関わったBちゃんは泣き虫でした。
すぐに「ママはどこ?おうちに帰りたい」と言い、常に時間を気にして家に帰れるのを待っている様子でした。
ところが年中になってからそんなBちゃんはもうどこにもいません。
なんとBちゃんの母親は年中から働きに出る事になりました。
それだからなのかBちゃんは頼れるお姉さんのようになっていました。
上の子がお当番で困っている時も助けてくれました。
Bちゃんの成長もあるし、Bちゃんのママも忙しくなってBちゃんと程よい距離が保てるようになったのもありそうだと感じました。
通っている園は預かり保育を実施していない日もあり、預かりも長時間やっていない事からフルタイムで働く母親はほとんどいない。
ちょっと働くことで子供と最適な距離を築けるようになった良い例だと思います。Bちゃん以外にも働いているママもいて子供の園での様子が見れていないと言っているママの子の方がかえって子供らしく活発に育っている印象です。
フルタイムで働くと本当に子供の教育にまで手が回らないとなりがちだけど、小学校に上がってからも子供が帰って来る時間までに短時間で働くというのはありだと思います。
そうすれば短時間で効率的に家庭を回すにはどうしたらいいかを自然に考えられるから。
我が家は家事・育児との兼ね合いから鍵っこは不可。小1以降も子供が学校に行っている時間だけ働く。
未だにメソメソしているCちゃん
Cちゃんのママ。いつもクラスの子供たちにも優しいのでクラスの子たちもみんなCちゃんのママを慕っていて人気者。そして保護者にも優しい。
Cちゃんの送迎も両親で行っています。専業主婦が多い幼稚園だけど両親で送迎はなかなか見かけません。
習い事だって複数やっているし幼児教室にも通っています。
だけどクラスで活発な方かといえばどちらかといえば目立たない存在。
Cちゃんの家庭の中までは見れないけど、おそらく両親が子供と関わりすぎて自分で何かをしようって気が起きないのではないでしょうか。Cちゃんのママ自体は好きだけど結構将来危ないと感じてしまいます。
子供に優しく接していれば子供がしっかり育つわけではないと気づかせてもらって何だか歯がゆいです。
さいごに
私は子供たちが自分から気づいて何かを始めてほしいと思うのでBちゃんの家庭のように子供と程よく距離を取りたい派です。
短時間だけでも働けばそれは実現できる事です。
子供たちが自らやりたい事を見つけ、自然と友達と助け合いができる。それが子供たちの幸せにとって必要不可欠です。