上の子が年少の時から同じクラスの問題児・Aくん。
A君はクラスで園の行事のカリキュラムが始まったら何でもすぐに「やだ、やりたくない!」と言い体をのけぞり先生たちに反抗します。
その様子は幼稚園児なのにまるで思春期の子供のようでした。
そして上の子からはAくんに叩かれるというのを聞いていました。
この時幼稚園に通ったからお利口になるわけではなくて家庭の問題なんだな。
子供が幼稚園に通おうが保育園に通おうが差なんて生まれない。
うちの子は何のために幼稚園を通っているのだろう?
共働きで預かり保育がない日もあってやりくりが大変なのにさ。
これだったら家から近い保育園の方が良くない?ってその時は思いました。

Aくんの事は園に相談した事がありませんでしたが大変な子と同じクラスになったと思いました。
そして来年はクラスが分かれてくれると思っていたらまた同じクラスになってしまいました。
また大変な一年になりそうだなって新学期に思いましたが、Aくんは最近年少の時より落ち着く事が増えAくんの優しさにふれる機会がありました。
園の行事の時も先生たちに反抗的な態度も取らなくなりました。
そしてクラスのみんなで公園に集まった時にAくんは優しかった。
上の子がみんなで気をつけて遊ばなくては危ない遊具で遊んでいたら、Aくんが上の子を守らなくちゃって言ってくれました。
あれ?Aくんはこんなに優しい子だったの?
初めて知った!
なんだかAくんのファンになりそうです。Aくんと同じクラスになったのも何か意味があったんだな。
子育てしていると小さい頃できなかった事も成長とともにできるようになる。
そんな事を見せてくれたAくんでした。