昭和の老害
先日保育園の虐待事件を受けて老害な考えをする「田母神俊雄氏」を紹介しました。
田母神氏は自分が若い頃パワハラにもめげずここまで昇りつめてきたのか子育て世代にも保育士の虐待を我慢しろと言いたいようにも見え、子育て世代を激怒させました。
実際今まで日本人は我慢して頑張って成長してきた人もいたかもしれませんが、それ以上に心を壊している人がいます。
家庭で親から迫害されて心を壊してしまう子供がいるのはなぜでしょう。
学校生活になじめず不登校になってしまう子がいるのはなぜでしょう。
超成績が優秀な生徒が東大受験で失敗して自殺してしまう事もあるのはなぜでしょう。
社会に出てから上司のパワハラに耐えきれず自殺してしまう東大卒がいるのはなぜでしょう。
我慢したからと言って人生上手くいくとは限らないのではないでしょうか。
我慢して努力すれば報われる事と人生が潰されてしまう事を上手く見分ける事が大事です。
放置子
一方放置子はターゲットの親子連れを見たらそこの家の子供を押しのけてでも大人からの愛情を欲しがる困った存在です。
血のつながった親から愛情がもらえないので他人のところに行き自分の居場所を求めます。親から愛情をかけてもらえたら200％こんな風には育っていなかったでしょうね。
昭和の老害×放置子＝？？？
私から見たら両者とも困った存在ですが、立ち位置によってはお互いwin-winの関係が築けるのではないでしょうか。
というのもこれからさらに少子高齢化が加速する。よって時間を持て余していて自分の居場所がわからない祖父母世代も出てきますよね。
それから田母神氏は選挙活動の公約時に「三世帯住宅を実現したい」とおっしゃっていますのでどの世代もサザエさんのように明るく家族仲の良い社会を目指しているのだと思います。
一方放置子は実の親から愛情を貰えなくて愛情に飢えています。
何も愛情をもらうのは実の親とこだわる必要はなく人に愛情を与える余裕のある他人でも良いわけです。これらの点と点を結び合わせるとより良い社会の仕組みがつくれるのではないでしょうか。
町全体で地域の子供を育てるという風潮をつくり、愛情をもらえない子供には若い人に何か言いたい高齢者がフォローするという仕組みがあっても良いのではないでしょうか。それだけ子供に関心があるという事なのだから。
ただし昔はこうだったと今の時代に合わない事を若い人に押し付けるのはやめてほしい。
それがなければ高齢者も若者もお互い幸せな繋がりができてくると思います。
