写真はイメージです。
はじめに
マイホームを建てるにあたってはいろんな考えがあります。
料理が好きな奥さんがいる家庭はキッチンを広めに取り、大きめのパントリーがあるかもしれませんし、日当たりを重視している家庭は南道路や南向きの立地を探しているかもしれません。
一方平日大人は仕事で子供は学校だから日当たりはあまり気にしないという家庭もあるかもしれません。
日当たりのいい家は人気で値段もはね上がるのでそれも価値観の一つですね。
今日はお金がありあまって仕方がない金持ち老人Aさんのマイホーム購入の話です。
金持ち老人、家相が原因で逝く
建築士のBさんから見た話です。
金持ち老人Aさんは家相にこだわっていました。成功者の自分にふさわしいこれからも自分自身が繁栄し続ける完璧な家相の家を心から求めていました。
建築士のBさんもここまで家相にこだわりすぎるのはどうなんだろうと思っていたのですが、自分のお客さんからの依頼なので頼まれた通り忠実に間取りを設計しました。
完成後、Aさんは待ちに待ったマイホームに移り住みます。
・・・にも関わらず引っ越してから2週間以内に亡くなってしまったというのです。
なぜこんな事に?
それはAさんが家相にこだわりすぎてトイレを離れに設置したからでは?というのがBさんの見立てです。
家相の世界ではトイレは不浄物で家のどの方位に設置しても凶相になります。
なのでAさんは凶相を作らないためにあえてトイレを離れに設置したのです。
寒い日も雪の日も雨の日も夜中に目が覚めてトイレに行く時も必ず一度外に出るというのは高齢者には負担がかかります。
いや、高齢者でなく現役世代や子供にも負担ですよね。
家相にこだわりすぎて利便性を無視するとこうなるのですね。
家相は現代に通じるものだけ利用
家相は5000年前に古代中国で考えられたものといわれています。
確かにトイレは不浄物ですが、現代はぼっとん便所ではなく水洗トイレが当たり前。
なのでこまめにトイレ掃除をしたり換気扇を回せば何も問題は起こらないでしょう。
何事も中庸が一番だと感じます。
子育てのこだわりもほどほどに
子育てにこだわりが強い家庭に限って子供の精神を壊している家庭が多いなっていうのも感じます。

子供に巨額の教育費を投じれば賢くなると信じ、子供の心を無視してあれこれやらせてる。そのかけた費用は負債となり回収できないというパターンが多いですよね。
前回からの話になりますが、子供に悪影響なものだけ避けて子育てできればあとは何とかなるというのが私の考えです。

子供に対する悪影響とは具体的に周りの友達の質であったり小学校入学時の学力のスタートラインの事です。
子供に対する悪影響を避ける事さえできればあとは子供の意志を尊重できるよう家庭で余裕をつくるだけです。