はじめに
私が晩産という事もあり、一歳差は育てられないけど2人子供が欲しいなら早くしないと機会がなくなるかもってことで2歳差で子供を出産しています。
子供が生まれてから働くとなると、一筋縄ではいかないですよね。まず保活して保育園に入れないと働けない。
そして乳幼児はよく熱を出して休む。会社には申し訳なさそうにしながら働かないといけない。子育てに理解がある職場ですらそうなのです。
独身の人もいるから。
2016年の育休の法改正で最大2年育休が取れるようになりました。それを活かして続けて4年育休を取りました。

どう計算しても保育料が高すぎ。育休取って給付金を受け取った方が家計にはプラスになるのでね。
復職を先延ばしにして保育料が無償化になるのを待って年少から働いた方が得なのよね。子供が小さい時に働くのは保育料が高くて「働き損のくたびれ儲け」なのだから。
やられた!育休4年も取ったのに・・・

小池都知事が今年の10月から都内在住の0~2歳の第2子の保育料を完全無償化すると発表しました。これも先日の都民の18歳以下の子供に一律で月5000円支給に続き、所得制限がないようです。
うそでしょ?小池さん。今さら?
下の子は今年の4月からようやく年少クラスなので無償化の対象です。あと3年前倒しして欲しかったな。
とはいえこの制度が開始されれば2人目以降はお金がかかるからという理由で産み控えが減り、私のように子供の大事な時期を仕事で見逃したくない、そして「働き損のくたびれ儲けだから」と言い復職を遅らせる人が減るんじゃないかと思いますよ。
所得制限がない世帯は子供にやる気さえあれば大学まで無料で行ける時代なのですから。

この制度は少子化対策だけでなく早期復職者を増やし、納税者を増やすための制度にもなりますね。
実際保育料無償化で小学校からではなく幼稚園あたりから働き始める人も増えましたよね。

都民は3人目以降 保育料無料
私が住んでいる区は子供3人目以降は一律保育料が無料です。これは都全体がそのようですね。
でも自治体によっては子供3人全員が保育園に所属していないと無料にならないところもあるようですね。たとえば歳の離れた兄弟がいて上が小学生、下2人が保育園児だったりすると3人目が無料にならないところもあるようです。
びっくりですよね。少子化対策に貢献しているのだから3人目以降産んでくれる家庭は無料でもいいのではないかと思いますよね。
日本の人口が増えると日本は以前の経済規模に戻ります。

子供が多いとそれだけお金がかかります。広い家に住まないといけないので住居費がかかるし、将来教育費にお金をかけてくれる。そして子供が大きくなったら働いて納税してくれる。
これだけいい事が多いのに産み控えが起こるのはもったいない。
3人目以降を産んでくれる家庭をもっと優遇するべきだと思います。実際3人以上産まないと日本の人口が維持できないところまで来ているのだから。
所得制限をすると国力が下がる
我が家は逆差別に苦しんでいます。
国からは高所得者扱いされる我が家ですが基準をちょっと超えてしまっただけ。実際は所得制限で給付を受けれないものもあるのでそこまで豊かだと実感がわきません。
節約必須なので生活費の見直しは細かく行っています。
実際豊かなのは世帯年収7~800万ぐらいの家庭なのでは?
頑張っても報われないとなると適当なところで手を打とうとしてしまいます。
所得制限を受けている層の産み控えが心配です。お金を使える層がお金を使わなくなってもいいのかな?もし高学歴高収入の家庭が産み控えしたら遺伝子的に優秀な子が生まれてこなくなりますよ?
さいごに
ツイッター上では「(第2子以降の保育料完全無料化など子育て支援の手厚さが話題の)明石市の踏襲、キッシー(岸田首相)よりも早期にやって目立ちたいというパフォーマンスだとしてもありがたいです」「お金を配るより遥かに良策だね。どんどん子供に予算を回すのは大賛成」「あ、あ、ありがてえ。退職せずに踏みとどまるよ!」「所得制限なき子育て支援のお手本を全国に示して欲しい」などの声が相次いだ。
とはいえ日本で最も人口が多い東京都が先陣を切って所得制限なしで少子化対策をやってくれるように一歩前進してくれたのはありがたいです。
