はじめに
昨日2つの母娘のいる家庭内で身内を殺す殺人事件がニュースになっていました。
1件目は大分で娘を殺し、７歳女児死亡した事件。
2件目は静岡で13歳の娘が母親を刺し、死亡した事件。
こういう事件はいつも事件の一つとして報道されて時間の経過で人々に忘れられられてしまいますよね。
だけど子育て世代は対岸の火事ではないと思っていた方が良いと感じます。いつ自分が当事者になるかわからない。
「娘を殺した」７歳女児死亡 母親を殺人の疑いで逮捕
事件を起こした母親は1年半ほど前に警察などに育児相談していたそうです。
もう7歳の子という事は子供に対してひと通りの事を躾けたし、家庭学習もさせていたのかもしれませんね。
それでも思うように育たなくて周囲に相談する人もいない。このままだと事件を起こしてしまいそうだからつい警察に相談してしまうっていうのは何となく想像がつく。
こういう孤立しやすい人ほど都会や子育て支援が充実している町に住むことをお勧めします。子育ては住む場所が大事。
乳幼児向けのイベントが多い場所に住めば親があれこれやらなくてもイベントに連れて行くだけで勝手に子供は興味を持って好奇心旺盛な子に育つからね。
私もママ友付き合いは得意ではないけど、人脈0でも子供はすくすく育ってるよ。
子育ての第一関門
子供が生まれてからまず最初にやるのが栄養面の事ですよね。完母とミルクどっちで育てるか。
母乳で育てる事のメリットは言われているのでたいていの母親は完母を目指せるように頑張る。
頑張るのはいいけど完母にならない母親もいる。果たしてこれは母親の努力不足なのか。
私も混合で育てていたので悩んでいた時期がありました。ところが下の子が生まれたばかりの頃、上の子の時から知っている助産師が言うのです。
「カシスティーさんは完母はあきらめた方がいいわよ。血管の太い人なら乳腺が1本開通するだけで量が出るけどカシスティーさんは血管が細いから多くの乳腺が開通しても量が決まっている」
ですって。
衝撃！なんかもっと早くこういう事知りたかったな。
育児書には母乳で育てるメリットばかり書かれていてしかもミルクで育てると乳児突然死症候群になる事もあると書かれている。どうやったら母乳が出るようになるかは書かれていても遺伝的に完母が難しい人の事まで書かれていない。
母乳育児は遺伝的に厳しい人を追い詰めるものだと思いましたね。だから栄養的にも優れている完母寄りの混合を目指す事にしました。
発言小町でも母乳で育てる事にこだわりすぎるあまり健診で要観察になってしまった母親の投稿を見ましたね。
親は何が正解か模索しながら子育てをする事になりますが、子供がすくすく育っていればどの選択でも良い。
そして正解かどうかを探すにはこれが基準になってくるのでしょうね。
母乳で育てたら賢く育つんだったらこれほど苦労がないことはない。だけど夫も完母で育っていないけど高学歴なんですよね。だから冷静に考えれば乳児の頃の栄養よりは20年間どのように育てるかの方が重要だってわかるんだけど、あの頃は慣れない初めての育児で冷静さを失っていました。
だから親も子も毎日ご機嫌でいれる事の方が重要ですよね。
スマホの使い方でトラブルか…13歳娘が“母親殺害
「殺人とまでなると考えられないですけど、火種になるスマホをめぐってのトラブルというのは、どこにでもあることだと思うので、何かのかけ違いなのかな」（14歳の娘がいる40代女性）
「（親に）めっちゃふてくされた顔してね。早く（友達にメールを）返さないとダメっていうのは特にないけど、その時期（中学時代）は『早く返そう』『来たから早く返そう』みたいな。中学生、高校生の頃は、（友達への返信は）スピード勝負、スピードしかない」（20代女性・社会人）
「子のスマホを取り上げたことがある親は約6割」というデータもあるのは驚きですね。スマホの与え方に多くの親が悩まされているのがうかがえます。
昔から子供に与えすぎて子供が舐めた態度を取って親が殺害される事件がありましたよね。海外では富豪の家庭で息子が親に借金を申し込んで親が断ったら息子に殺害される事件もあり、子供を甘やかせば良いというわけではないというのがわかります。
さじ加減が難しい問題ですね。
