もしもブラック企業で子供を育てたら(1)

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ブラック企業とは?

労働問題弁護士ナビによるとブラック企業とは

極端な長時間労働や過剰なノルマ、残業代・給与等の賃金不払、ハラスメント行為が横行するなどコンプライアンス意識が著しく低く、離職率が高い、若者の「使い捨て」が疑われる企業の総称

とされています。

もしもブラック企業で子供を育てたらどうなる?
今日はそんな事を想像してみましょう。

もしもブラック企業で子供を育てたら

家訓「365日24時間子供が天才に育つまで育児」の大号令のもと、ブラック家ではブラック父とブラック母が我が子の育児を開始。将来子供は科学者になりノーベル賞を受賞?はたまたオリンピック選手?いやいやスポーツ選手?そんな子供の将来の話に夫婦2人で話に花を咲かせながら子供を育てています。

ブラック父はブラック企業に勤めているため長時間労働で家に帰宅するのは毎日深夜をまわります。そのため帰宅する頃にはクタクタ、とても子供の育児には関われる状況ではありません。

平日は子供の寝顔を見るだけ。たまに週末に子供と顔を合わせると仕事のイライラが募っているのもあり子供にきつく当たってしまいます。

一方の母はお互いの両親が遠方に住んでいるため、ちょっと買い物に行く短時間でも育児をジジババに気軽に頼む事もできません。ブラック父から育児の協力が得られないので当然ながらワンオペ育児。

ブラック母は近くに頼れる身内はなかなかいないけど、育児書を読んで子供のために動いたり、ママ友付き合いをして子育て情報を仕入れたり、習い事をしたり、子供も小学校から私立に入れて子供にそれなりにお金をかけていれば子供は優秀に育つはずと信じて疑いませんでした。全てにおいて一生懸命育児をしていて一度も手を抜くことはありません。

そのためブラック母、子供の教育には労力を惜しみません。教育系の雑誌に東大生が習っていた習い事ランキングで上位に水泳、ピアノ、英語と書いてあれば全てやらせます。

4人の子供を東大医学部に入れた佐藤ママが子供には全員公文をやらせていたと知れば自分の子供全員にも公文をやらせます。

高学年になり中学受験が近づいてくると難関校の合格率に定評のある名門塾に入塾させます。

この頃になるとブラック企業で育てられた子供も限界を迎えます。
幼児の頃からやりたくもない習い事をやらされ、毎日両親の理想の子供通りに動けないとガミガミ小言を言われていたので自己肯定感は低いまま。子供自身が話した自分は将来こんな事をやってみたい、この習い事をやってみたいという話を両親はスルー。

子供を育てるのに過剰な習い事や過剰な教育費はいりません。
子供が何をしたいのか子供の話にはよく耳を傾ける事が重要です。

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これは子供の頃お金に不自由した方がお金さえあれば何でもできる。教育だってお金で買えるという間違った思考法で陥りがちな罠なので、もしそうだった方は覚えておいた方がいいですよ。

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